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株式会社 佐藤煙火
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花火の種類

▼割物(わりもの) ▼ポカ物、半割物、その他 ▼玉の大小 ▼佐藤煙火の花火

割物(わりもの)

まず知っておきたいのは「割物」と呼ばれる、日本ではもっとも一般的な花火。丸く大きな花を咲かせ、ドーンと体中に伝わってくるような大きな音を響かせるのが特徴です。
花火玉の皮(玉皮)が頑丈で、爆発力の大きな火薬を入れているため、打ち上げると上空で猛烈な力で破裂。その力で花火の色や光を出す「星」(花弁となるもの)が四方八方に遠く分散し、大きく丸い花を描いていきます。
このように丸く、大きな花を描く割物は、日本独特の花火。世界中から高い評価を受けています。

【菊(きく)】

割物の代表的な種類で、もっとも一般的な打ち上げ花火の一つ。多数の「星」が光の尾を引きながら、丸い菊の花を描いていくのが特徴です。尾を引くことから「引き」と呼ばれることもあります。
ひと言で「菊」といっても、その種類はさまざま。たとえば、尾の先の色が何度も変わる「変化菊」や、「芯」があって、大きな菊の中に小さな菊が開く「芯菊」、そして、その芯が二重になっている「八重芯菊」などもあります。

【牡丹(ぼたん)】

花火玉の構造は「菊」とほとんど同じですが、「菊」とは対照的に、「牡丹」は尾を引きません。光や色の「点」で花が描かれるのが特徴です。ただ、尾は引かないといっても、開いた後に多少は下へと落ちてから消えるもの。そのため、一瞬で判断するのは、ちょっと難しいかもしれません。
なお、「菊」同様、「牡丹」にもいろいろな種類がありますが、「芯」が入るのが基本となります。

【冠菊(かむろぎく)】

丸く花が開いた後、尾が下に流れていく花火です。地上すれすれまで垂れていく様は、まさに迫力満点。花火の色や光を出す「星」の燃焼時間を「菊」より遅くしているため、地上近くまで尾を引いていくのです。
江戸時代は暗い色のものが多かったようですが、最近は金色(錦)や銀色に輝くものなど、さまざまな色が登場。バリエーションも豊富で、「芯」の入ったものなど、いろいろあります。

【小割浮模様(こわりうきもよう)】

「菊」や「牡丹」「冠菊」などの大きな割物花火が開いた後、小さな花火が多数咲く花火です。
花火玉の構造は、大きな花火玉の「星」の内側に、「小割」と呼ばれる小さな花火玉を入れた形になります。そのため、ある程度大きな花火玉でないと、小割はたくさん入れられません。
なお、「小割浮模様」は、「後の曲(あとのきょく)」と呼ばれることもあります。

 


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